本資料はPCでの閲覧を推奨しています。

PDF生成中...

SECTION 01 · 意思決定
Zoom会議録を OS へ「自動で」取り込む 3ルート
決めること:Zoomの文字起こしを OS へ自動連携する手段を ①SaaS / ②Zoom純正 / ③自前 から1つ選ぶ
ルート 自動取り込み 日本語精度 月額コスト目安 データ所在 相手への見え方 実装 / 運用
① 会議録SaaSCircleback 等 API/Webhook 各社90%前後 $18〜25/人・月 外部SaaS(主に米) botが会議参加 低 / 席・bot管理
② Zoom純正録画+文字起こし 取得が不安定 70〜90% Pro課金+ストレージ Zoom(米)経由 bot不要 ×欠落監視が必要
③ 自前録画音声→Gemini 録画webhook→STT 自社で最適化 約 ¥2〜4万 自社GCP内 bot不要 既存基盤に直結
(現状)手動コピペ ×自動化なし 人手依存 ¥0 / 工数大 自社 ×1,000件は非現実的
前提:月約1,000件 / 動画は残さず文字起こしのみ / 取得用の共通アカウント運用 / OS側は GCP・Gemini・整形AI が稼働中。※コストは「文字起こし取得部分」の概算目安(2026年時点の各社公開単価にもとづく試算)。
SECTION 02 · ルート①
会議録SaaS に任せ、API で取り込む
bot が自動参加
カレンダー連携
文字起こし
+話者分離
会議終了で通知
Webhook
API で取得
JSON・署名検証
OS(BQ)へ
→ 整形

メリット

  • 文字起こし・精度改善をベンダーに任せられる(自社開発は最小)
  • Webhook+APIで話者分離済みJSONがそのまま入る
  • 既製サービスなので最速で始められる

デメリット・注意

  • bot が会議参加=相手に「◯◯Notetaker が参加」と表示される
  • 営業データが外部SaaS(多くは米国)に渡る
  • 人数課金が継続・ベンダーの仕様変更/終了リスク
最速・低開発が魅力。ただし bot 参加・データ外部化・席課金は要許容。自動連携に向くのは Circleback/Fathom(次ページで各社比較)
SECTION 03 · ルート①の中身
主要な会議録SaaS の横比較
自動取り込み(API/Webhook)で選ぶと候補は Circleback・Fathom。日本語が最も強い Notta は公開APIが無く自動化できないのが要注意点。
サービス API自動連携 日本語 会議参加 料金(目安) セキュリティ 備考
Circleback現行の第一候補 Webhook(JSON/話者分離) 100+言語 bot参加
共通アカ可
$20.83/人〜 SOC2 TypeII
EU-US DPF
取り込みやすいJSON
Fathom対抗馬 REST+Webhook ?情報なし bot参加 $15〜25/人 要確認 レート制限が明示
Fireflies GraphQL+Webhook 約90% bot参加 $18〜39/人 OpenAI ZDR 専用保管はEnt
tl;dv REST(alpha版) 対応主張 bot参加 $18〜98 情報なし 組織自動化はEnt
Notta日本製・高精度 ×公開APIなし 98.86% クラウド連携 ¥1,185〜 国内DC/ISO27001 自動取込不可
Otter Enterprise専用 ?英語寄り bot参加 要Ent契約 HIPAAはEnt 導入ハードル高
SECTION 04 · ルート②
Zoom 純正の録画・文字起こしをそのまま使う
録画ON で会議
クラウド録画
自動で文字起こし
VTT
録画完了を通知
webhook
API で取得
Recording API
OS(BQ)へ
→ 整形

メリット

  • 外部SaaSを足さない(契約先が増えない)
  • botが入らず、相手に第三者ツールが出ない
  • AI Companion要約はPro以上に追加費用なしで付帯

デメリット・注意

  • transcript取得のAPI・イベントが不安定→ポーリング補完が実質必須
  • 日本語 70〜90% と相対的に低い
  • 有料+ストレージ課金、管理者権限のServer-to-Server OAuthが必要
安定運用には Zoom の不安定さを補う作り込みが必要で、日本語精度も弱い。単独では非推奨
SECTION 05 · ルート③
録画の音声を
自社のAIで文字起こし
Zoomの録画完了イベントで音声を受け取り、稼働中のGemini基盤で文字起こし→整形。Zoomの不安定なtranscriptを避け、データを自社に留める。
開発チーム推奨
録画ON
録画完了
webhook
音声DL
M4A
Gemini
文字起こし
既存整形
→OS
¥2〜4
STT 月額目安
自社
GCP内にデータ保持
直結
既存基盤に接続
  • 既存の GCP/Gemini/整形に直結。増えるのは「音声→テキスト」の入口だけ
  • 最安(STT実費 月¥2〜4万・1件あたり数十円)で、営業データが外部に出ない
  • 日本語精度を自社PoCで最適化できる
前提:Zoomのクラウド録画(有料)は必要 / Gemini音声の単価・精度は要PoC / 話者分離は別途工夫。
SECTION 06 · 結論
推奨と、WUUZY に決めていただきたいこと
推奨 = ③ 自前(Zoom録画音声 → Gemini文字起こし → 既存整形)
既存資産で完結し最安・最速/営業データを外に出さない/ランニングが軽い(月¥2〜4万規模)。「最速・開発ゼロ」を最優先するなら ① SaaS も合理的。
01
どのルートで進めるか
開発チーム推奨は ③ 自前。最速優先なら ① も可。② Zoom純正は精度・安定性から単独では非推奨。
02
Zoom録画・共通アカウント運用
クラウド録画つきの有料プラン(Pro以上)を取得用の共通アカウントに用意できるか。定例・商談をその環境でホストする運用でよいか。
03
録画・文字起こしの相手同意
商談相手への録画告知・同意の運用。① bot型なら「Notetakerが参加」と相手に表示される点も含めて確認。
04
データの置き場所の許容範囲
営業データを外部SaaS(多くは海外)に預けてよいか。NGなら自動的に ③(自社GCP内)が第一候補になる。
方向性(01)が決まれば、開発側は選ばれたルートの PoC(実サンプルでの精度・コスト検証)から着手できます。